プロフィール

ゆり

Author:ゆり
はなわゆりの恋愛小説ブログへ
ようこそ!!


ちょっとエッチな恋愛小説を
書いてみました。

あくまで純愛小説です♪

Yブログが本館ですが、ファン限定記事が多いため、
こちらのブログを設置致しました♡


こころゆくまでご堪能ください♡

連載小説一覧

最近の記事

月別アーカイブ

最近のコメント

↓ランキング参加中です。

↑現在1位♡♡ 皆様の応援がうれしいです♡ 毎日更新目指しますので これからもよろしくおねがいします。

ブロとも申請フォーム

FC2カウンター

FC2カウンター

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
ayanaodai4wa


                                       第1話から読む方はコチラ


会話もなく、並んで少し歩いて突然、頭の中で

この少年も、持ち帰りにしない?

と言う言葉が湧き上がった。

もう一人の私だ。どんどん存在が大きくなってきている。

私は、一応抗ったが、それは抗った振りかも知れなかった。

確かに、このまま一人で家に帰るのは嫌だけど。どうかしてる!

男の匂いが、存在が、欲しいじゃない。今日は30歳の誕生日よ?

本当はもっと低い声の男の方がいいけど、一人でいるよりはマシでしょ。


そうだけど・・・断られるんじゃない?

大丈夫。どうせ出会いを求めてメールしてきたんだから。

一晩の相手でいいじゃない。本名も素性もいらないし。


もう一人の私は始めからそのつもりで「持ち帰り」と言わせたのかも知れない。

いつもの私は、ただ人の目を気にしただけだったけど。

「うち・・・来る?」


私は真顔で、隣のカズマに聞いた。

「は?    はぃ・・・」
    (;´ロ`)




カズマは叱られた子供の様な顔で答えた。

また無言で、今度は私が先に歩いた。

「あ、あのっっ」

断るのかと思い、多分落胆した顔で振り向いた私に、カズマは子供の顔のままで言った。

「これ、今食べてもいいかな。冷めると不味いから。」

可愛い♥
♥♥(o→ܫ←o)♫ღ



この少年と逢ってまだ1時間もたってないのに、2回も可愛いと思った。

それだけで充分よ。上出来じゃない?

もう一人の私は、まだ戸惑っているいつもの自分に、言い聞かせる。

一瞬、ラブホテルも浮かんだけど、いかにも。だし。

それに、金曜日だからきっと空いていない。

空いてるホテルを探してウロウロするなんて、ごめんだわ。

やっぱり家に連れて帰ろう?一人でいるよりマシだもん。



新聞に載ってる事件を思い出したが『どうでもいいや』と思い始めた自分がいた。

知らない男に殺されてもいい。私なんて死んだっていい。

今まで真面目に普通に生きてきたけど、結婚さえ出来ない。

仕事だって、私の代わりはいくらでもいる。

何もかも、本当にどうでもいいわ・・・。



開き直った私もカズマと一緒に歩きながら、ハンバーガーとポテトを食べコーラを飲んだ。

うちまでは電車で3駅だが、食べながらタクシーを止めた。

少し間を空けて乗った車内でも、ずっと無言だった。

紙袋とビニール袋がたまにガサガサと言っただけだ。

2回、カズマの携帯が鳴ったが、彼は電源を切った。

その行為は、私の機嫌を更に良くした。







第5話へ



スポンサーサイト

テーマ : 恋愛:エロス:官能小説 - ジャンル : 小説・文学

<< 第5話 年の差 | ホーム | 第3話 少年 >>

コメント

コメントの投稿

URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)


 BLOG TOP 


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。