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Author:ゆり
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kira-27wa

                                      第1話から読む方はコチラ


中で果て、動きの止まったハルトは、クミの髪の毛を何度も優しく撫でた。


「ね?知らない人に、こんな事したら捕まるでしょ?」


耳元で囁いてから、クミから少し離れた。


「手錠・・・外して」

「怒らない?怒ってない?」

「早く外してよ」

「だぁめ。怒ってないって言って」


ハルトはからかう様な愉快そうな口ぶりで言い、自分のチャックを上げた。


「怒ってない」

「駄目だぁ。怒ってるもん」

「手首がすごく痛いの・・・血が出てるかも」

「クミが悪いんだよ。俺をこんな気持ちにさせて」

「早く!外してよ」

「ふぅん。そんな事言うんだ。こないだも偉そうに言ったね」

「ハルト?」

「今、俺がこの場から立ち去ったら、クミはどうするの?」

「何言ってるの・・・」

「手錠されて、Gパンも脱いでる。

男に発見された時、恥ずかしいよ?本当に犯されるかもね」

「お願い・・・外して・・・」

「駄目。反省してない。大声出して助け呼びなよ。じゃぁな」


本当にハルトの足音が遠のいていく。深い闇がクミを包み込む。


「ハルト!お願い。待って・・・ひどいわ」


今になって立っていられない程の震えが来て、クミは膝を地面についた。

自由の利かない両手、片方だけ裸の足での正座、垂れた頭。

異常なハルトの行動は、クミの思考を狂わせる。


「俺の言う事、聞く?」


冷たいコンクリートが遠くの声を跳ね返した。


「聞く・・・聞きます」

「何でも?」

「うん。何でも」

「もう勝手に電源切らない?」

「うん」

「今度やったら、もっとひどいお仕置きだからね」

「・・・はい」

「でもさぁ、ここ暗いからなぁ。明るい所じゃないと」


コートから懐中電灯を出したハルトは、クミのジーンズを上げ靴と鞄を探した。


「もう泣かないで・・・ごめんね。俺の車に行こう。そこで外すから」


ハルトのコートを肩からかけられた、手錠をされたままのクミが

わき道に止めてあった背の高い車の助手席に乗ったとたんにハルトは

やっと思い出したかの様に、馬鹿程わざとらしく言った。


「あ。鍵、部屋だった・・・」


右側の顔だけ歪めて笑う顔を見たクミは、覚悟を決める他なかった。



逃げられない



「あの部屋に行かなきゃ。そこで外してあげる」



堕ちていく。

狂った深い闇の中に。

常識があてはまらない所に。




車を走らせたハルトがクミを引き寄せて、自分の腿の上に頭を乗せさせた。


「また別れようとでも思ってた訳?無駄だよ」


全てを諦めたクミは、髪の毛を梳く手にあやされる様に目を閉じた。

こんな卑劣な事をされても、ハルトを憎めない自分を恐ろしく思いなが
ら。


「昨日やっと熱が下がってさ」

「今日・・・予定あったんでしょ?」

「親父を急病にした。今からクミとパーティだよ」


ハルトのいつものココナッツの香りが、車中に充満していてた。







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