FC2ブログ

プロフィール

ゆり

Author:ゆり
はなわゆりの恋愛小説ブログへ
ようこそ!!


ちょっとエッチな恋愛小説を
書いてみました。

あくまで純愛小説です♪

Yブログが本館ですが、ファン限定記事が多いため、
こちらのブログを設置致しました♡


こころゆくまでご堪能ください♡

連載小説一覧

最近の記事

月別アーカイブ

最近のコメント

↓ランキング参加中です。

↑現在1位♡♡ 皆様の応援がうれしいです♡ 毎日更新目指しますので これからもよろしくおねがいします。

ブロとも申請フォーム

FC2カウンター

FC2カウンター

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
kira-35wa

                                      第1話から読む方はコチラ



2月半ばの日曜日、10時前に起きてきた、タカシの機嫌はとても良かった。

新聞もそこそこに、ブランチを用意しているクミにまとわりつき、話をする。


「覚えてる?俺の同期のヤマナカ。俺達の結婚式にも呼んだ奴」

「もちろん、覚えてるわ」


彼は3年前に、タカシが切望していたニューヨーク支社に転勤になり

クミが聞いた限り、今は最年少の支店長代理のはずだ。


もちろん、覚えてるわ。

ヤマナカさんの栄転から、貴方は私に触れなくなった。



「あいつ、何かヘマやったらしい。多分もうすぐ帰ってくるよ」


タカシは心から嬉しそうな顔をしていた。

そのポストは自分だと言いたげだった。


「部長が最近俺に優しいんだよな」

「良かったじゃない」


クミは、つい肩までのカールしている髪の毛を耳にかけてしまった。


本当に転勤になったらどうしよう


と、動揺してしまったからだった。



「あれ・・・?」


至近距離で見た、桃のような産毛の生えたクミの耳を可愛く思い、見つめた

タカシは、知らない間に空けられていた妻のピアスホールを見つけてしまった。


「ピアスいつしたの?」

「気付くの遅すぎ!去年あけたのよ?」

「なんであけたの?もう30なのに今更」


いつになく、タカシはクミをからかう口調で言った。


「ひどぉい。だって、パートの友達も皆あけてるし」

「痛いのが嫌だって言ってたのに」

「そんなに痛くなかった」

「へぇ?そうなんだ」

「ほら、座って。食べましょ」


クミの手は震えていて、そ知らぬ顔を必死で作っていた。


気付いたのは、それだけ?ねぇタカシ、それだけなの?


「今日は何処へ行こうか」

「新しいショッピングモールが出来たでしょ?あそこに行きたい」

「じゃ、服でも買うか。でもクミの買い物長いからなぁ」

「ううん。今日こそ、貴方の春物の服を買いましょ」

「そういって、いつも自分の買う癖に」


新聞無しの明るい会話のブランチは久しぶりで、

クミは初めて、タカシに謝罪する気持ちになった。


ごめんね・・・。本当に、ごめんなさい。


目を伏せると、クミの長いマツゲが一層引き立つ。タカシは目を見張った。



こんなに綺麗だったか?



一段と肌理細かくなった肌、何度気にならない、と説得してもクミが断固として

譲らなかった、浮きはじめたシミでさえ薄くなってる事に夫は気が付いた。


まさか?いや、そんなはずは・・・。クミはそんな女じゃない。


タカシは、急に真面目な顔になりクミの瞳を見つめた。


「クミ」

「はい」

「俺が転勤になったら・・・ついて来てくれるよね」

「・・・どうして?」




ごめんなさい・・・



「いや、パートが楽しそうだからさ。友達も沢山出来ただろ」

「うん。楽しい・・・けど・・・いつでも辞められるわ」




―だけど―ハルトとは―








↑小説部門 2位♡ のんびり逝きます♡
皆様の応援が励みになります♡

これからもよろしくお願いします♡ ここをポチ♡


                                       第36話へ
スポンサーサイト

テーマ : 自作連載小説 - ジャンル : 小説・文学

<< 第36話 岐路 | ホーム | 第34話 観客 >>

コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

コメントの投稿

URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)


 BLOG TOP 


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。