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kira-37wa

                                      第1話から読む方はコチラ




辺りを見回してから、車に乗ったクミは出来るだけ優しい声でハルトに尋ねた。


「どうして主人の顔を知ってるの?びっくりしたんだけど」


「言い忘れてた。てか、黙ってようって思ってたんだけど

今日偶然見ちゃったから、俺もびっくりしてさぁ。

つい書いちゃった。 ちょっと前の日曜日、

サーフィンが駄目になって、ミカも風邪だし

一人で暇だなぁって思ったら、急にクミに逢いたくなって」



一言も聞き漏らすまい、とクミは手を伸ばして騒々しいカーステレオを消した。


「マンションまで行ったの。出てこねーかなって」


どの日曜日?


「そしたら、旦那と二人で出てくるの、見ちゃった。

澄ました顔でボルボなんかに乗っちゃってさ」


「なんでマンションに来るのよ・・・」


へへ。と笑うハルトをクミは見る事が出来なかった。


その時見ただけで、パチンコ屋で見つけられるはずがないじゃない。


「暇だったから後つけちゃった。

新しいショッピングモールへ行ってぇ

旦那とクミの服を買ってぇ~その後、食料品」



あぁ、あの日曜日・・・・まさかつけられてたなんて!


前を見つめ続ける無言のクミに、運転しながらハルトは話し続けた。


「レタスと、大根と・・・色々買ってたね」


クミの心臓が激しく打ち出した。ハルトの声色が、何となく暗くて怖い。


「仲いいじゃん・・・旦那と」

「そんな・・・そんな事ないけど。どうしてつけてなんか・・・・」

「すんげぇ幸せそうな二人だった。俺とあんな事してんのに」


その時、ハルトの携帯が鳴った。


「あっ電源切るの忘れてた!ヒロユキだ。・・・拒否」


ピッピーと携帯が音を立てた。


「ミカ・・・さんじゃないの?」

「違うよ。ミカだったらミカだって言うじゃん。

あ、そうだ。これ戦利品」



ハルトはクミの手の上に箱を落とした。もう何個目かになるピアスだった。


「なに?もっと嬉しそうな顔してよ。景品だから嫌なの?」


ハルトは ムカとした声を出してスピードを上げた。


「今日さ、パチンコ屋でコーヒー姉ちゃんと話してたら

横の自販機に買いに来たおっさんがクミの旦那だったんだ。

顔みてマジびっくりしたって。おお!偶然!って言いそうになった。」


潰れそうな胸のクミと反対に、ヒャヒャヒャとハルトは暗い声のまま笑った。


「その後、隣の台に座っちゃった」

「隣に?わざと???」

「だって、その台出そうな気がしたから・・・てのは嘘。

クミの旦那を近くで見てやろうと思ったのが本音・・・かな。

ちょっと興奮した。横目でジロジロ見てやったよ。でもその台

ホントに出たから良かったぁ。2千円で来たもんなぁ。

連荘だし。はまってた旦那、驚いてこっち見たぜ。快感♪」



ほら、とハルトは折り曲げた一万円の束を出した。


「・・・何か喋ったの?」

「もちろんじゃん。お前の奥さん、良い体してるよなぁ。

反応も最高。何でやらないの?って言ってやった」


「ハルト!」

「嘘だよ。馬鹿。そんな事言うわけないだろ?喋ってないよ。

隣で顔見るなんて出来ねぇし。観察しただけ」



ハルトはケタケタ笑った。


「旦那、目押し完璧だったぜ。打ち込んでるね、あれは。知ってた?

でも今日は負けだね。なんか、勝ったのが余計に嬉しかった。」


「仕事の打ち合わせの空き時間に、行ってるって事は聞いてたけど・・・」


クミの声が、ますます硬く低くなった。





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テーマ : 自作連載小説 - ジャンル : 小説・文学

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