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kira-38wa

                                      第1話から読む方はコチラ



ストーカー殺人・・・昨日も新聞に載ってた。でも何の為に?誰の為に?


そう思うと気を取り直した。


ありえない。そう、ありえない・・・ハルトは、そこまで私を好きじゃない。


「うん。仕事中って感じだった。オメガちらちら見てたもん。

結婚指輪もしてた。どっちもクミとペアだね」



クミは閉じた右手を口元に当てた。そうすると、少し落ち着いた気がした。


「でさ、コイン二枚余ったから、俺の皿に入れてったよ。

いい奴だね。

でも、煙草吸いすぎじゃね?俺吸わないからさぁ。

隣に座ったのは失敗だったかも。奴の煙が服に染み付いてる。

息したから、体にも入ってる。嫌だなぁ・・・」




「お願い・・・もう・・・マンションには来ないで」

「は?頼まれたって行かねぇよ。二度と行かない。

だって・・・俺、クミの旦那に超ヤキモチ焼いた。

今日は偶然会っただけ。見たくもなかった!」



ハルトは突然車を道の横に止めた。ビーっと後続車がクラクションを鳴らし

回転数を上げて追い越して行く。ハルトは不機嫌な声で相手を罵り

ギアをパーキングに入れ、サイドブレーキを引いた。











「なんかさ・・・最近、俺・・・情緒不安定」

ハルトはハンドルに顔をうずめた。







時間が無い。早く。

いつものハルトの口癖をクミが言いそうだった。






7時にはタカシが帰ってくる。夕飯を早く作らないと。お願い車を動かして・・・

































































「ヤキモチって・・・こんなに苦しくなる?」



クミは驚き、車に乗ってから初めてハルトの方を見た。

その一言だけで、クミの胸の中で凝り固まったハルトへの疑念の石に

大きなヒビが入り、砕け始めた。


ヤキモチ?ヤキモチって言った?ハルトが?まさか・・・。


「クミが旦那と買い物して笑ってるのを見て・・・俺・・・

馬鹿な事したって。見るんじゃなかった・・・って」


ハンドルを一度叩いてから顔を上げ、ハルトは遠くを見つめた。


「後でからかってやろうって思っただけなのに。

悲しくて苦しくて、いてもたってもいられなくなった。

その夜全く眠れなくって、朝、またマンションに行って・・・

旦那を見送るクミを見て。うわぁっ俺はマヌケな間男だ、なんて」



ハルトの声がどんどん小さくなる。クミは眉をひそめてその月曜日を探した。


そういえばゴミ出しのついでに、エレベーターの下までタカシと行った、あの時?

いつも玄関で見送るのに。なんて間の悪い・・・



「だからもう二度と・・・見ないって決めた。

見てらんないよ。クミのあんな顔・・・」



クミの口は閉じたままだ。初めて見たハルトの姿に居心地が悪くなる。



ヤキモチ?ハルトが?ありえない・・・。

その後のメールでも、そんなそぶりは全く無かったじゃない?




「うわっはっっじぃ!俺とした事が。今の、忘れて!

こんな事言うはずじゃなかった。

あぁ、なんで今日パチンコ屋になんて行っちゃったんだろ」



ハルトは赤面した顔を上げると、再びギアをドライブに入れた。


「だってさぁ、他の女ってすぐに俺に夢中になるよ?

誰もが俺の家に転がり込もうとするのに」


車を走らせたハルトは普通の、どこか高飛車な声に無理矢理戻した。

運転がいつもより乱暴で、曲がる度にクミの体が傾く。





どうしよう・・・どうしちゃったの、私・・・




量りかねていたハルトの本心が伝わった途端、クミの気持ちは萎み始めた。







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テーマ : 自作連載小説 - ジャンル : 小説・文学

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