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kira-39wa

                                      第1話から読む方はコチラ




ハルトを好きだった時の自分の気持ちは幾らでも鮮明に思い出せる。

初めて食事をしたゾクゾク感から、先日した破廉恥な事まで残らず全て鮮明に。


こんな事言われたら嬉しかったはず。・・・って過去形?


「クミは、旦那の前ではあんな可愛い顔するんだな・・・って。

俺の前では、泣いてる顔だけ」



ハルトは、舌打をしてから自嘲気味に笑った。


「ああ・・・駄目だ。最近の俺。神の子じゃない。

テンション下げまくり・・・何もする気にならない」



クミの顔を見ないままハルトが話す度に、ヒビの入った石から破片が飛ぶ。

その石は、本当は天然石の原石で、いつかハルトによって磨かれる事をクミは

望み、待っていた。今はただ、困り果てている。


「信じてもらえないと思うけど、あれから誰ともセックスしてないよ。

なんか出来なくなった。クミと旦那の事ばかり考えて・・・」



ハルトはそう言った後で、「くそ」と言った。

前の車がトロトロ走っているからかもしれない。


「・・・またこんな事告白して・・・恥だ。クミ、何か喋って。

このままだととんでもない事言いそう。俺の口を止めてくれ」




そうよ。こんなの、ハルトじゃない。一体どうしちゃったの?



「その結婚指輪・・・絶対外さないもんな。やっぱり旦那が好きなんだ」


愛したいのに、拒否され続けて来た。だけど・・・最近のタカシは・・・


その後はハルトも黙り、クミが言葉を探している内に車がいつもの所に止まった。

ハルトは、いつもは焚かないハザードを点滅させ、激しいキスを求めた。

両手でクミの顔を挟み、唇を離しては両目を交互に見つめ、そしてまた強く唇を

押し付ける。何度も何度も、それは繰り返された。

二人の車の横を 何台かのヘッドライトが通り過ぎる。





「見られるわ・・・」


クミが唇の横から言ったが、ハルトは無言で舌を動かし続ける。




「駄目よ・・・もう降りる・・・離して・・・」


ハルトは突然、背骨が折れる程の強い力でクミを腕に抱いた。

また時間だけが過ぎる。そんな状態のハルトにクミは何もいえなかった。

ハルトの心が痛い程伝わり、せつなくて、胸が潰れそうになる。

遠い昔、タカシもプロポーズの後でこんな風にクミを抱いた。

その二年後には、夫は兄になり、今ようやく元に戻りつつある。







「ごめん。遅くなった。クミを帰さなきゃ・・・」


ハルトは、決心したようにクミを引き剥がし、そしてまた顔を背けて言った。


「明日、いつもの時間にここで待ってる」

「・・・うん・・・」


クミは唇を拭いながら車から降りて早足で自宅へと向かい

玄関のドアを閉めた瞬間に ぐにゃりとしゃがみ込んだ。


「どうしよう・・・どうしたらいいの」


両手で顔を覆ったクミの携帯が鳴った。


非通知?

「ババァの癖にっ何考えてんの?キモイんだけど」

「え?」

「鏡見た事あんの?馬鹿じゃない?遊ばれてるだけなのに」

「どちら様でしょう?」

「上品ぶっちゃって。ハルトの女だよ。知ってるんでしょ?」

「・・・」

「別れないんなら殺すからね。あ、それとも旦那にばらそうか」

「・・・」

「ハルトはミカのモノなんだからねっ」




若い女に一方的に捲くし立てられて、切られた電話にクミは呆然とした。

タカシが変わり、広まった波紋。崩れたバランスは、ミカをも狂わせ始めていた。











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テーマ : 自作連載小説 - ジャンル : 小説・文学

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