プロフィール

ゆり

Author:ゆり
はなわゆりの恋愛小説ブログへ
ようこそ!!


ちょっとエッチな恋愛小説を
書いてみました。

あくまで純愛小説です♪

Yブログが本館ですが、ファン限定記事が多いため、
こちらのブログを設置致しました♡


こころゆくまでご堪能ください♡

連載小説一覧

最近の記事

月別アーカイブ

最近のコメント

↓ランキング参加中です。

↑現在1位♡♡ 皆様の応援がうれしいです♡ 毎日更新目指しますので これからもよろしくおねがいします。

ブロとも申請フォーム

FC2カウンター

FC2カウンター

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
kira-41wa

                                      第1話から読む方はコチラ




その夜タカシは、意を決して3年振りに自分のベッドにクミを引き入れ

恥ずかしそうな顔で、パジャマの前ボタンをゆっくりと外した。



抱いてくれるの?そんな資格なんて無い女なのに。



驚きと自己嫌悪の余りにクミは抵抗したが、タカシは止める気配がない。


・・・でも、でも嬉しい・・・まってた・・・

ずっと待ってたの。こんな日を。こうしてくれるのを。



クミの瞳が悦びで輝き、背中に手が回された瞬間に、タカシはため息をついた。


「あぁやっぱり駄目だ。ごめん・・・起たないんだ、俺」


さっきの気持ちを持続させようとしていたが、タカシのモノに血は昇らなかった。

奮い立たせる為に、妻の体から男の形跡を探しても、見当たらない。


「なんでだろ?病院にも行ったのにな」

「そうだったの・・・言ってくれれば良かったのに・・・」

「言えないよ。恥ずかしくて。・・・ごめんな、役立たずの息子で」

「・・・ごめんなさい・・・」

「なんでクミが謝るの?悪いのは、弱い俺だ。」


ううん。悪いのは私。そんな事、気付きもしなかった。

本当に最低な女。



「・・・もっと強く抱いて」


タカシはクミを強く抱き、唇と指で愛撫を始めた。

それはまるで優しく暖かい雨みたいに降り注ぎ、

嬉しさの余りに、クミの幸せの涙を誘発させる。


・・・うれしい・・・嬉しいわ・・・


少し煙草の匂いのする柔らかな髪の毛、骨ばった指、懐かしい肌の匂い・・・

心が悦びで震え、夫の存在全てが、クミを果てるよりも深い世界へと導く。

歓喜の涙を唇で吸われながら、精一杯の愛をも感じ受け取った。


寂しかった。二人で居るのに、一人よりももっと孤独だった・・・


この気持ちが伝わるように、とクミも唇と指で愛撫し、夫の肌を堪能した。

堕ちた穴を一人で彷徨い、闇の中を手探りで探していた自分の未来に

突然光が舞い込み、目の前が開け始める。


お願い、この手を離さないで。迷わせないで。

もう二度と一人にしないで。



夫婦で裸体を重ねる、そんな単純で当たり前の事実が、クミを変える。

どこからか降りてきた美しい光のオーラと、柔らかい旋律の音色に包まれて

乱れた心と身体までをも、強い力で浄化される。

クミは夫と言う聖堂の中で、全ての呪縛から、暗闇から解かれた新しい自分に

気付き、終わりの無い愛撫は、失いかけた夫への新たな愛を芽生かせた。













穏やかな朝を夫の腕の中で迎えた金曜日は、やはり全く違う曜日になっていた。

満ち足りているのに、しなければいけない事があり、それが容易に行かない事が

分かっているから気が重く、好きだった男の心を踏む事がつらくて苦しい。


ハルトはどう言えば納得してくれる?どうすれば別れてくれる?


夫を送り出し、悩みながら朝食の片付けをしていると、インターホンが鳴った。

出て行ってすぐだったので、忘れ物だと思ったクミは、ドアを開け息を飲んだ。


「何してんの・・・」


入ってきたハルトは後手で鍵を閉め、靴を脱いだ。


「もう来んといてって言ったやん。誰かに見られたら」

「大丈夫。誰にも見られてない。旦那が出てってから入ったし。

それより、可愛いじゃん。エプロン姿」



ハルトはあっけに取られているクミの左手を取り、無理矢理指輪を外して

自分のポケットに入れ、そして一度しゃがんで肩にクミを抱き上げた。


「どこでする?どこがいい?やっぱりベッド?

ソファも捨てがたいなぁ。どっちにしよう?」


「やめて。やめてよ。下ろしてよぉ!この家ではいや!お願い!」


一通り部屋を見てからハルトは寝室へ入り、起きたままの二つのベッドを見て

クミを乱暴に投げ下ろした。


「旦那のベッド、こっちだ」

「いやや、やめて、お願いやから。ここでは嫌。ほんまに嫌」


哀願するクミを無視して、ハルトはジーンズのベルトを外した。






↑小説部門 1位♡ のんびり逝ってます♡
皆様の応援が励みになります♡

これからもよろしくお願いします♡ ここをポチ♡


                                       第42話へ
スポンサーサイト

テーマ : 自作連載小説 - ジャンル : 小説・文学

<< 第42話 解けた魔法 | ホーム | 第40話 夢 >>

コメント

ふう~
いつもヒヤヒヤしながら
見てます。
ハルトとこれからどうなっちゃうの??
続きが気になります。

コメントの投稿

URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)


 BLOG TOP 


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。